生活に困っている外国人労働者

厚生労働省から、15か国の「外国人の皆さんへ」というお知らせが出ています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page11_00001.html

該当する外国人の方は、見てくれているでしょうか。「生活に困っている人へ、支援があります」というお知らせです。
2019年10月時点で、日本では留学生や技能実習生を含め166万人に上り、その29%は製造業、12%は飲食・宿泊業となっており外出自粛影響が大きく、今現在、雇用関係はどうなっているのか、さらに、「コロナ後」も懸念されます。

これまでは、正直なところ、日本は外国人労働者を短期的で安価な労働力として受け入れてきました。本来、日本に滞在して以降も日本語教育など一定のサポートが必要だったと思います。

一方で、新規に留学生などを受け入れる日本語学校も深刻な経営危機に直面しているという記事を読みました。

・入学する意思があっても来日できない人

・アルバイト先の飲食店が休業し長引けば生活に困る生徒

日本語学校は全国に約800あるそうですが、今年の3月に約10万人いた生徒は、卒業などにより現在は約5万人になっているとのことです。

今、1か月以上に及ぶ緊急事態宣言の結果、景気は相当落ち込むことが予想され、昨年までの「全職種で人手不足」という状況から、様変わりする状況になるとは思いますが、長期的に見れば、少子化、高齢化が進み、総人口の減少、就労者の不足は確実に進みます。

今回の経験をもとに、テレワークなどの「電子化」や「省力化」が取り入れられ、人材不足を飲み込む業種もあるのかもしれませんが、農業や漁業、あるいは、介護の分野などはどうしても人手が必要になります。

冒頭に引用した厚生労働省の「外国人の皆さんへ」というお知らせは、今困っている人に向けたものですが、これから先に関しては、どの省庁もはっきりした政策を示してないようです。長期間の定住を前提としたような外国人材の在り方が前向きに見直されることを願っています。

(写真は、acworksさんによる「写真AC」からいただきました)