申請取次の「ピンクカード」

本日は、東京の会場で、入管業務の申請取次の講習と資格取得のための「効果測定」=試験の日です。一緒の時期に行政書士になった方も大勢受講されるようです。皆さん、優秀な方ばかりですので、難なく試験もパスされるものと思います。陰ながらご健闘をお祈りします!

ところで、昨日、出身の伊藤塾・秋桜会の「国際業務ベーシック研究会」という会があり参加してきました。講師は入管業務でご経験豊富な竹田紘己先生です。外国人を雇用している250社と契約し、昨年の申請取次実績は約5百名にのぼるというたいへんな実績をお持ちの方です。たいへん熱意ある先生で、たくさんのことを学ぶことができました。

その会のなかで、先生の経験でたいへんためになることを伺いました。 申請取次の「ピンクカード」のことです。(そのほかにもいろいろありますが)

なんの疑問もなく、「申請取次=ピンクカード」と、日常、会話しておりますが、先生の説明では、仙台の入管の場合、申請取次のこのような「届出済証」はピンクではなく、ブルーなんだそうです! そうであれば、仙台の行政書士の先生と会話する際に、「ピンクカード」と言っても、なんのことかチンプンカンプンになってしまいますね。

それよりも、もっと耳よりな情報。 このカードの発行者が「東京出入国管理局長」となっているので、私は、お引き受けできる業務は、東京入管の管轄に限られるものととらえておりました。ところが、昨日の講義では、札幌でも、仙台でも、名古屋、大阪、沖縄でも、このカードがあれば、申請取次ができるとのことです! これは朗報です。 実は、「関西に住んでいる友人が最近、外国人と結婚したので、その奥様を日本に呼び寄せたいと思っているのですが、手続きは面倒なのでしょう?」という相談を受けました。 (相談を受けるのはいいけれど、大阪入管の申請業務をお引き受けできるのかどうか、と半信半疑でした) 大阪までの交通費を負担してくれるかどうかですが、これからは、大阪入管の業務も受けることができる、ということもピーアールしていけます。

写真は大阪出入国在留管理局です。