交通関係について

交通関係について書きたいことは3つあります。

①自動車の運転をし続けることはリスクであること ②都市の交通事情 ③車検や車の手続きについて

1.自動車の運転をし続けることはリスクであること  5年ほど前に自動車の運転をやめました。最近の高齢者のブレーキとアクセルを踏み間違う事故の増加を見て、ということではなく。郊外に住んでいると別でしょうが、都市部に住んでいるとたいていのことは電車やバスで用が足ります。逆に車でどこかに行こうとすると駐車場を探すのに一苦労だったりします。また、買い物でもペットフードなどの重い物はAmazonなどのネットでの購入が品ぞろえもよく簡単便利だからです。その半面、車を運転し続けると、歩行者や自転車の飛び出しがあったり、最近のあおり運転のようなもらい事故があったり、かなりの確率で自分が加害者になるケースが考えられます。ふだんの生活で警察のお世話になることはほとんどないものの、自動車の運転は別格です。そういうことをいろいろ考え、30年間運転してきましたが、自動車を持つことをやめました。

2.都市の交通事情  川崎の臨海部の自宅に事務所を置いています。自動車の車検関係は、関東陸運局神奈川運輸支局川崎自動車検査登録事務所で行われますが、実は、直線距離にして約4kmです。車なら10分で行けます。自転車でもママチャリの時速が一般に12~18km/時とされていますので、通常のスピードでも20分で行ける距離にあります。  ただ、問題は都市の交通事情です。ターミナル駅から各方面に放射状にバスや電車が出ていて、環状につなぐ路線は少ないものです。ここ川崎の臨海部も同様で、ごく近くにありながら不便な関係になっています。こんな感じです。

 バスを使うと何をするのにも、いったん川崎駅に出る必要があります。そういう位置関係にあるので、川崎陸運事務所は「遠い」という認識をもっておりました。  しかし、川崎陸運事務所に行く道の手前の「コストコ」までは自転車でも行きますので、陸運事務所までたいした距離ではないことを再認識しました。  自動車は運転しないものの、川崎陸運事務所の関係の諸手続きは受けることができるとなれば、仕事の幅も広がります。

3.車検や車の手続きについて  そう思っていた矢先、週末に自動車の手続きに関する相談がたまたまあって、必要な書類を調べる機会がありました。ほかの行政手続きの場合、事前に法令を調べる必要があるものですが、自動車の場合、運転免許を取得・更新する際に概略の法令は勉強済みという事情もあるのでしょうが、車検証関係の手続きは行政書士などの専門家に頼らなくても自分で手続きができるように、web上に、①必要書類や費用、②書式のダウンロード、③記入例のサンプルと注意事項などが、親切に掲載されています。  例えば、自動車の名義変更はここです。 https://annai-center.com/meigi/

 このとおりにやれば、誰でも手続きができますが、社会人は忙しいものですので、わざわざ郊外にある陸運事務所にまで行ってられない、さらには、書いてはあるものの、いちいちそれを読んで書類を作るのは面倒だという方も多いのかと思います。ということで、その手続きを代行する行政書士の仕事も、一定の割合で継続していると理解しました。

 このような申請手続きまでの事情は、入管などの場合も同じなのかと思います。本人が独自で申請できるように必要な手順や書類はweb上に掲載されている。ただ、違うのは、在留資格申請の場合、審査官の裁量によって採否が決定される、という点と申請者が外国人なので、たとえweb上に説明があっても、やり慣れた人でなければわかりにくいという点です。  ともかく、交通関係も相談があれば、お引き受けできることがわかりました。自転車で20分で行けますので、川崎陸運事務所に御用のある方は活用してください。