増加するおそれのある「孤独死」

インターネットの記事で目にしたのですが、月曜日からこの問題はちょっと重いと考え、本日回しにしました。

「一人暮らしの者が誰にも看取られることなく、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡することを指す」という孤独死は、時々、社会問題として取り上げられることもあり、日本ばかりではなく、どの国でも起こり得る現象かと思っておりましたが、海外では少数と記事が伝えています。

我が国の場合、世界に先駆けて相当なスピードで少子高齢化が進んでいること、加えて、会社生活に縛られて、それ以外の世間付き合いの無い人が定年すると、社会から隔離された一人暮らしの生活を送るケースが多いことも指摘されています。

また、ウィキペディアで知ったのですが、日本で高齢化が問題化した1970年代にマスコミによって作られた造語で、1995年の阪神・淡路大震災後から特に使用されるようになったとのことです。

そういう背景もあり、欧米には本来ネガティブな要素を含む孤独死という概念は存在しないのだとか。日本のニュースを取り上げる場合には「Kodokushi」(孤独死)という言葉がそのまま使われるようです。置き換えるとすれば、solitary death、lonely death、isolated death、dying aloneなどでしょうか。

今回は新型コロナ影響が長期化していますので、さらに、その数が増えるのではないかという点が気になりました。何か支援する方策がないものかと。

(本文とは関係ありません。大寒が過ぎて街路樹の芽も少し膨らんできたようです)