ノーベル賞の季節

秋の深まりを何で感じるかは、人それぞれですが、私はノーベル賞発表の季節になると、ああ、もう季節は秋かと感じます。今年も日本人が受賞できるか気になります。

ノーベル賞といえば、たくさんの名言を残しておられる湯川秀樹先生のお言葉がすぐに思い浮かびます。そのひとつに、

「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」という有名なフレーズがあります。そういう時代だったのかもしれませんが、毎日毎日が進歩の連続だったことが伺えます。先生の研究もそうだったと思いますが、戦後の世の中も、日々、良い方向に向かって変化し続けていたものと思います。

今は、どうなのでしょう。新型コロナの影響がいつまで続くのか気になります。経済も長いこと停滞気味です。ただ、自分のなかでは、この言葉のように、「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」と、いろいろなことに取り組んでいきたいと思っております。

(近所を散歩して。ピラカンサスかと思いますが、びっしりと赤い実がついています。これにも秋を感じます)