緊急事態・蔓延防止も解除となると

今まで規制されていたものが急に明日から不要となると、中途半端な、糸の切れたタコのようにならないか気になります。

19の都道府県に発令されていた緊急事態が解除されるという報道です。私は、これまでの成り行きで、緊急事態が解除されても「蔓延防止措置」という緩い規制に移行するものと想定していたのですが、そういうことにはならず、すっぱりと解除となるようです。

ワクチン接種が進んできたとはいえ、連日報道されてきた新規感染者のピークが何故急速に下がったのか、東京の繁華街ではたいへん多くの人が出歩いているのに、不思議と落ち着いてきました。案外、あれこれの対策の成果というより、3か月もすれば自然と勢力を落とす性格のウィルスなのかと考えたりします。お隣の韓国ではワクチン接種が進んでいるのに新規感染者がこれまでの最高の数字となっているということのようですし、どうも、傾向がつかめないのが、この新型コロナです。

さて、解除となれば、飲食店は飲酒が自由に行うことができるのかといえば、地方自治体によってお願いベースなのか時間制限などがあるようです。

では、海外からの渡航はどうなるのか、あるいは、日本からの海外旅行はすぐに解禁になるのか、気になるところですが、これもそれぞれ相手国があることですので、日本側の都合だけでは決まらないようです。ともかく、急激に状況が変化しつつあるので、注視していきたいと思っております。

(用事があって川崎大師のそばの大師公園の一角の中国風庭園「瀋秀園」を通りかかりました。閑散としていました)