今度は「月次支援金」です

新型コロナウィルスの影響はワクチン接種が行きわたるまで、だらだらと続くものと思われます。国や自治体の自粛要請も当初は今年の１月～３月の期間限定のはずでしたが、再々延長となっています。

その１月～３月の期間に月毎の売上が通常の半分以下になってしまった事業者に対して「一時支援金」として給付される制度がありました。その申請は残念ながら５月末で締め切られています。

しかし、自粛期間は続いておりますので、形をかえて「月次支援金」という制度ができました。

https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html

中小法人や個人事業主の方が対象です。業種も問いません。

①緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置に伴う飲食店の休業・時短営業又は外出自粛等の影響を受けていること
②影響を受けている月間売上が2019年または2020年の同じ月と比べて50％以上減少していること

－ーこの二つを満たせば、給付の対象になります。月あたり最大20万円支給されます。

①の表現がわかりにくいですが、

◆休業・時短営業した飲食店はもちろん、

◆そのような店舗との取引のある事業者

◆また、飲食店関係でなくても「外出自粛等の影響を受けている」地域の事業者

が対象になります。例として「映像、音楽、書き物のデザイン制作などを行う事業者」が挙げられています。最後の項目はわかりにくい表現ですが、例えば、スーパーのチラシ印刷の事業者のような事例を指しているものです。

なお、名称が「月次支援金」となっていますが、ずばり、4月、５月の売上と考えたほうがわかりやすいです。申請の締め切りは「6月中旬」となっています。

申請の手続きは、前例の「１月～３月」の期間の「一時支援金」の場合とほぼ同じです。私のところも、申請のための事前確認機関として登録を済ませました。

お困りの方、制度がよくわからない方は、どうぞご相談ください。

（季節は進んで、ツツジではなく、ブーゲンビリアだと思われます。きれいに咲いているのをみかけました）