休みのあとはいつも
コロナ前のお話です。仕事の関係で、1、2週間、海外出張していて、当時はパソコン環境も発達していなくて、電話とFAXしかない状況を想像してみてください。ルスにしている期間は完全に空白です。出張が終わって会社に戻ると、机の上には山のように回覧物が積まれ、ストップウォッチを押したように、関係していた仕事が出張していた期間、完全に止まってしまっていたものです。
南の島などのリゾート地にバケーションで留守にしていたのであれば、楽しいことをしてきたツケなので、せいぜい、回覧を片づけるか、という気にもなるところですが、場所は離れていたとはいえ、海外で仕事をして戻ってきたのに、これは割に合わない、周囲の人は、「海外で楽しい思いをしてきたのでしょう」という目で見ているような気がして・・・
今は、どこにいても仕事ができるので、そのような昔話をしても、ピンと来ない方が多いかもしれません。
さて、4月29日から5月9日まで長いゴールデンウィークだった企業もあるようですが、「カレンダーどおり」の官庁も、5月1日(土)~5月5日(水・祝)までは休業だったと思います。そのツケがまわってきていて、連休前に申請していた、建設キャリアアップの件などで、急に書類審査終了の通知が立て続けに届くという、冒頭に書いたような、長い海外出張明けのような状況になっています。
緊急事態宣言や蔓延防止の期間中ですので、それほど、ハメをはずすほど楽しい思いをしたわけではないのに、なんで急にやることが激増したのかと愚痴のひとつも言いたくなるこの頃です。
まあ、やるべき仕事が目の前にあるのは幸せの証拠と思って、順番に取り組んでいきたいと思います。
(季節がどんどん進み、お散歩しても、初夏を思わせる真っ赤なバラがみごとに花開く時期になってきました。)