セキュリティ強化とは
パソコンを使っていて、何度かのシステムやアプリケーションの更新のタイミングで、「セキュリティが強化されました」ということで、なんだこれは!というような、今まで簡単に扱えていたものが、えらく面倒な手順を踏まなければならなくなってしまった、という経験をお持ちではないですか。
よくあるのは、英数字6文字や8文字のパスワードではだめで、「大文字+小文字+数字+記号を3種類以上組み合わせよ」こうなってくると、覚えきれず、どこかにメモすることになってしまい、ちっとも、セキュリティ強化にならないよという不満。
ところで、先日の新聞に「顔パス搭乗、成田空港で」という記事がありました。
「顔パス」といえば、居酒屋の常連さんが「いつものとこにツケておいて」というような光景を思い浮かべますが、そうではなく、空港の搭乗シーンです。
空港の搭乗も本人確認などのセキュリテイが問題になるのですが、その際に、
「成田空港では自動チェックイン機のカメラで顔画像を撮影し、パスポートの顔写真と照合する。その後は手荷物の預け入れや保安検査、搭乗ゲートの通過時などで、パスポートや搭乗券の提示が不要な「顔パス」での手続きが可能になる。」というものです。つまり、国際線です。これは便利な機能だと思いました。元々、空港のゲートには顔認証機能のついた装置があったものと思いますが、いちいち、パスポートや搭乗券を見せなくても通過できてしまうというものです。
ただ、心配なのは、手ぶらでゲートをパスできてしまうので、うっかり、パスポートや搭乗券を家に置き忘れたということにならないか、ちょっと気になりました。
(どこを散歩しても、いろいろな花が咲いているいい季節になりました。スマホをかざせば花の名前が出てくるアプリがあるとか。まだ使っておりませんが)