電子申請に必要なgBizIDプライムの登録完了しました

各種補助金などの申請は、今後、紙の申請用紙ではなく、電子申請が主流になります。そのサイトは「jGrants」というもので「ネットでいつでも!補助金申請」と明るく書かれています。ただし、そのためには、事前に登録用のIDの取得が必要です。「GビズID」あるいは、「GBizID」というものです。(jGrantsのページには英字カタカナ混じりで「GビズID」と書かれていながら、そのID取得サイトに入ると「GBizID」とカタカナ無しの用語になっていますが、同じものです)

ところで、個人事業主としてIDを取得するためには、最初に印鑑証明などを郵送する必要があり、少し面倒なので放っておいたのですが、登録料が無料ということと、この種の手続きも一通り経験しておこうと思い立ち、3月中旬に手続きを行いました。郵送による手続きを行ってから約3週間たって、わすれた頃に、登録完了のメールが届きました。これで、晴れて、ご依頼があれば、「補助金」などの申請を行うことができます。

その「jGrants」のサイトには、キーワードを入れて検索すれば、今、応募可能な補助金のメニューが、ずらっと出てきます。便利なのかもしれません。

多くの補助金申請は、行政書士などによる代理申請を前提としておらず、事業者ご自身が申請するタテツケになっているものと思います。コロナ禍で死活問題の方もおられることと思うのですが、一度でもご経験されることを願っています。やってみれば、そう難しいものではありません。

感じたことは、最難関は「ID登録」です。なりすまし防止、本人確認のためだと思いますが、印鑑証明などを郵送する手続きをなんとかできないものなのか。こういう局面で「マイナンバーカード」に内蔵されているICチップが役に立たないものなのか。

また、いざ、申請に入る際に、いちいち、これも、なりすまし防止の手段だと思いますが、スマートフォンに6桁の「ワンタイムパスワード」が届きます。わずらわしいと感じる方もおられるかもしれませんが、世の中、なんでもそういうふうになっていると考えて、身体が慣れるしかないのでしょうね。

(季節はどんどん進みますが、八重桜はまだまだ咲いて残ってくれています。近所の公園です)