「大人になったらなりたいもの」調査結果を発表

第一生命が毎年、全国の児童・生徒を対象に「大人になったらなりたいもの」としてアンケートを行っています。その結果が新聞各紙に報道されておりました。

1989 年より毎年、全国の幼児・児童(保育園・幼稚園および小学1~6年生)を対象に、訪問回収の方法でアンケート調査を実施してきましたが、今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、インターネットアンケートに調査方法を変更し、アンケート対象を幼児・児童から小学3年生~6年生・中学生・高校生へと変更したということです。

ですので、以前、そのような記事をみても、小学生がなりたい職業しか発表されていなかったものが、今回、中学生、高校生がなりたい職業までまとまっています。

https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_102.pdf

中学生、高校生がなりたい職業は、男女とも1位に「会社員」がランクされています。少し意外な印象ですが、同様の傾向は、小学生男子にも表れており、記事では、「「在宅勤務が広がり、自宅で仕事をする親の姿を身近に感じた子どもが多かった」のではないかと分析しています。

「会社員」との回答は、バブル期の1989~91年に「サラリーマン」がベスト10にランクインして以来ということです。それにしても、10位以内に入ったということと、中学生・高校生の男女の1位が「会社員」になったということは大きな差異があるように思えます。

高校生男子の2位以下をみてみると、ITエンジニア/プログラマー、公務員、ゲーム制作、教師/教員と続きます。要するに身近に目にする職業です。

コロナ影響で、1年間あまり、スポーツ競技が満足にできないような状況や、飲食業や旅行業が打撃を受けていることをテレビのニュースなどで見聞きしての結果だと考えられます。

一方で、これは、学校では、社会には様々な職業があることを教えていないということの表れのような気がします。大人でも、行政書士や土地家屋調査士がなんなのか、何をしている人なのか知らない人が大勢いるのではないかと気になります。

今回の調査が32回目ということですが、中学生・高校生のアンケートは今回が初めてということで、コロナ以前と比較することができません。コロナが収束したあと、どのように変化していくのか、来年以降の結果が楽しみです。

(新人サラリーマンのイラスト、いらすとやさんからいただきました)