様々な試み

急に、降ってわいたような新型コロナウィルスのために、これまでの常識では考えられないような状況になり経営に苦しんでいる方が大勢いらしゃることと思います。

経済産業省からも、直接、各業種別に支援策を紹介する「リーフレット」が出されています。

https://www.meti.go.jp/covid-19/leaflet/index.html

飲食業向け、製造業向け、卸売業向け、小売業向け、宿泊業向け、旅客運輸業向け、貨物運輸業向け、娯楽業向け、医療関係向け、以上の9業種向けです。

「GO TO トラベル」や「GO TO イート」などのキャンペーンはテレビなどの報道でもとりあげられますが、それでカバー仕切れない様々な業種があることがわかります。

このなかに「建設業」がないのは、個人のお客様を大勢集めて商売する、というようなシーンを期待するものではない業種なので、「三密を避ける」必要もなく、経営に影響は少ないと、経済産業省はとらえているのかもしれません。そうではなく、それは、国土交通省に聞いてくれ、ということなのか。

また、様々な困りごとに関して、お役所自らが、「オンライン経営相談窓口」というものを設けています。

https://hojyokin.work/keieisoudan/

zoomやGoogle Meetのビデオ会議ツールを使って、一人50分の時間枠を設けて、個別に具体的な相談に応じるというものです。

どのくらいきめ細かく相談に対応して下さるものなのか興味がありますが、ヒヤカシで申し込むわけにもいかないので、利用された方の感想を伺いたいものです。

さて、経済産業省のくくりでは「娯楽業向け」とくくられている、音楽関係の方々も、徐々にコンサート会場などでのライブ演奏なども行われるようになってきたとはいえ、人数制限を設けたり、また、もしもそのイベントで新型コロナのクラスターが発生したら、というリスクを抱えていて、ご苦労されていることと思います。

なかには、「インターネットを通したオンラインライブ」「満足できなかったら、全額返金いたします!」というものまであります。

オンラインの演奏は演奏する側にも聴く側にも制約がありますが、この機会に、何らかの理由でコンサート会場へ足を運べなかった新たな聴衆にもファン層が広がることを期待したいと思いました。

(著作権がジブリにありながら使用はご自由にということで、「ハウルの動く城」など、6作品の画像がオープンになりました。今回もそのなかから使わせていただきます。「耳をすませば」から)