ひとつ資格をいただきました

新型コロナ影響で、講習会や資格試験に何かと影響が生じています。

そんななか、ひとつ資格をいただきました。

「コスモス成年後見サポートセンター」への登録です。

「ご高齢の方、障がいのある方が、ご自身の意思に基づいて、安心でその人らしい自立した生活が送れるよう、財産管理、身上監護を行ってサポートします。」という趣旨で設立されたもので、「全国の行政書士のうち、成年後見に関する十分な知識・経験を有する者を正会員として組織する一般社団法人です。」ということになっております。

登録まで、たくさんの講習を受ける必要があります。昨年から、候補生として、時間のあるときに講習を受けていたのですが、それが完了しないまま、今年に入ってから、新型コロナの影響で、会場での集合教育が受けられなくなってしまいました。

事務局がいろいろ工夫されて、在宅でインターネット等を通じて、未消化分の講習を受けさせていただくことができるようになり、ようやく資格取得に必要な単位まで受けることができました。

通常であれば、「効果測定」という名の、いわば、修了試験があるのですが、それも不可能でしたので、何枚ものレポート提出が課されました。自宅で作成するわけですから、これまでの講義の教科書やインターネットで検索することも可能です。それを見越してだと思いますが、例年の筆記試験とは比べ物にならないくらい難解なものでした。

調べればわかる、という類ではなく、「あなたならどうしますか」という類の、十分に理解していることを前提に、考え方を問うような問題が並んでおりました。

レポートは提出したものの、基準に到達しているのか半信半疑でしたが、会員証が郵送されてきましたので、一安心です。

地元、神奈川県は、全国に先駆けて、2000年から組織が発足しています。県内には約500名の会員が登録されているとのことです。
「会員となった後も自己研さんに励み、実務経験を積みながら、倫理研修・実務研修及び考査が定期的に課されています」ということのようなので、それも踏まえ、引き続き、街の法律家としての専門的知識・経験を活かし、高齢者・障がい者福祉の向上などに努めていきたいと考えております。