今、観るべき映画「シン・ゴジラ」

昨日、家族で映画「シン・ゴジラ」を観ました。

2016年に公開された映画を何故、今ころとお思いの方もいらっしゃると思います。

4連休ですが、新型コロナの感染者がますます増加の傾向にあるので外出を控えております。手ごろな楽しみとして、Amazon Primeにある映画をあたっていたところ、「シン・ゴジラ」を無料で鑑賞できるのが7月末までということで、これにしました。

コロナ以前にこの映画を観ていれば、「核廃棄物の海洋投棄問題」やら「原子炉の緊急冷却機能」というところに目が行くところでした。昨日は違います。

首都圏に危機が迫る状況で、我が国の政府の意思決定がどういうふうになされるのか、まさに、コロナ禍と重なり、たいへん「リアル」な映画でした。

専門家の意見を参考にしつつ、常識の延長でしか現実の事態をとらえることができない政治家の様子などもしっかり出ていました。米国ほかとの外交の力関係もよく描かれています。

など、これは、「コロナ映画」と呼んでもおかしくない、ぜひ、今、観るべき映画です。

映画では、最後には、若手の努力でゴジラを倒すことができて、首都圏は壊滅しているものの、新しい時代に期待が持てる結末になっています。

現実の世界に戻ると、さて、新型コロナの終息と、コロナ後の新しい生活様式が見えるのはもう少し先になりそうです。

(写真は、日本のあちにある「ゴジラ岩」のひとつ。そのうち見つけにいきたいものです。ミニマルパンダさんの「写真AC」からいただきました)