今月だけのガマンではなく8月も

外出自粛を続けている四連休の最終日です。

新型コロナの感染者が増加し続けているなかですので、7月はあきらめて、来月、8月になれば「お盆休み」もあることですし、ゆっくりと妻の田舎にでも帰ろうかと考えていたところ、実家から連絡が入りました。新潟県です。

「介護施設内での新型コロナ感染防止のため、東京方面からご家族に帰省される方がいらっしゃった場合、デイサービスやショートステイは、16日間、お預かりできません。この規制は、8月末までの期間とします」という内容です。しかも対象は「東京都だけではなく、1都3県」とのことです。

たしかに、ソーシャル・ディスタンスを確保するとはいっても、やはり、1か所の施設に大勢の利用者を集めるわけですので、施設内感染の可能性はあります。加えて、高齢者が新型コロナに感染すると、それぞれ持病があれば重篤化すると言われていますので、なおさら慎重にならざるを得ないということだと理解しました。

政府の「GO TO」の見解はさておき、地方は地方なりに、「東京のほう」は危ないと正しい認識を持っていることがわかりました。「多摩川を渡れば神奈川県なので安全」という虫のいい話は通用しないことがわかりました。私の住んでいる神奈川県も危険地帯という認識です。

また、「お盆休みを前後に少しずらして」という抜け道もありません。そういう考えの方も出てくるだろうと先読みされて、「8月末まで」ということになっています。

不自由は不自由ですが、かえって、安心しました。我が国では、政府や都道府県から、ガツンと規制で縛られなくても、それぞれの業界が自己防衛するようなことになっているのだという点です。

田舎の皆さんにはたいへん申し訳ないのですが、帰省するのは、新型コロナの影響がもう少し落ち着いてから、ということにしたいと思います。せいぜい、電話やメールで近況を伝えあうことで、今年の夏は、やり過ごすことになりそうです。

( 写真は、 nanairo125さんによる「写真AC」からいただきました)