コロナに負けない;おとなしく控えめに先を考える
本日は、昭和の日です。いろいろな会社では4月初旬から在宅勤務が始まっており、連休といっても、さほど変化がないのではないでしょうか。
ともかく、ステイホーム週間ですので、新型コロナウィルスの感染拡大がややおさまってきたという報道もありますが、5月の上旬までは、不要不急の外出を控えることが肝要です。
この時期、人の行き来も制限されている関係で私自身、余裕ができたので、少し時間をかけて、新型コロナウィルスの影響からの「立ち直り」を想像してみたいと思います。
外食産業や交通・旅行関係が相当のダメージを受けていると思います。首都圏の多くの会社は在宅勤務や休業に切り替えていることと思いますが、ある日、それが解除されれば、会社帰りにまた居酒屋に立ち寄る、あるいは、さっそく、夏休みの旅行計画を家族と相談する、ということになるでしょうか。
どうしても、やることがあって、この時期にできなかったことをお持ちの方は、解除されれば、即、仲間内の重要な会議兼飲み会を再開するとか、故郷に帰るとか、行動に移る人もいらっしゃることと思います。
ただ、雰囲気として、新型コロナの感染リスクは、政府の緊急事態宣言の期間が終われば世の中から消えて無くなるわけではないでしょうし、すでに、夏までの行事をキャンセルしてしまった人は、より多いのではないかと思います。
特に、海外旅行が元のレベルに復帰するのには相当の時間がかかるのではないかと思います。旅行先もこの病気対策で都市封鎖措置をとっていたところなどは、すぐに日常が戻るわけでもないでしょうし。外国との行き来が最も影響が大きいように思えます。
もっとも、入管手続きの関係では、実際に見てきたわけではありませんが、在留資格の延長などの手続きが必要な人は相当数おられるので、窓口は、それほど混雑が緩和していないと聞きました。
製造業はどうなのでしょうか。サプライチェーンの問題や消費者のマインド。
教育関係はどうでしょう。この際、小中高校は始業を欧米の諸外国とあわせて9月からにしたらどうか、という議論があるようです。
など、この時期の変化を「ステイホーム週間」にゆっくり考えていきたいと思います。
なお、「ステイホーム週間」ではありますが、メールや電話によるご相談は無休で受け付けております。諸手続きのために役所に飛んでいく、ということはできないものの、それぞれのお悩みに応じた作成書類のご相談に応じることは可能です。ご検討ください。
(写真は、どこかの海外の風景です。acworksさんによる「写真AC」から)