外国人収容の問題

抜本的な外国人の収容の問題について。

日本に在留中に麻薬所持などで捕まった外国人は退去強制処分になるはずですが、本人が母国への強制送還を拒否したケースなどの場合、大村や牛久の収容所に収監されることになります。そもそも行き場がありませんので収容が長期化されます。

「6か月以上の長期にわたって収容されている外国人が、6月時点で679人に上る」と発表されています。

仮放免されるケースもあるようですが、その先、かなりの割合で行方不明になるか、あるいは、麻薬所持などの再犯で捕まるケースがあると報道されています。

素行のよろしくない外国人は日本社会にとってプラスにならないので、正しい手続きにしたがって送還してもらいたいというのが市民感情ですが、一部の報道は、収容所の処遇が劣悪で外国人の人権を無視している、という側面からの報道を強化しているように思えます。

今後、外国人が増加すると、働き手としての在留者に加えて、家族の滞在も増えてくるでしょうし、生活習慣や文化が違いますので、その子弟がうまく日本の教育制度になじめなければ進学、就労もできない層が増えていくのではないかということが心配されます。

常に国境に接してきた大陸の国であれば、長い時間をかけて、解決してきた問題も、日本の場合、外国人を急拡大させるという政策なので、このあたりの課題はぜひ解決していただきたいものです。

「河井法務大臣は、収容の長期化を防ぐための必要な法整備も含めて、新たに設置される専門部会で根本的な対策が検討されるという見通しを示しました。」ということをニュースで見ましたので、うまい解決策があるのか注目していきたいと思います。