また入管問題;「高度人材」に該当する大学

優秀な働き手となる外国人を積極的に受け入れるために、「高度人材」としてポイント制の仕組みを作り、出入国管理上優遇措置を講じる制度が作られています。 外国籍の学生が日本の一定レベルの大学を卒業して、日本の企業に就職する際に有効な施策といえます。

これまで、「東京大学、京都大学、東北大学、九州大学、大阪大学、名古屋大学、北海道大学、筑波大学、東京工業大学、広島大学、東京医科歯科大学、慶應義塾大学、早稲田大学の13校」がその対象でした。それが、現在、108校に拡大されています。東京都内の有名私大のほか、岡山大学や熊本大学などの地方の大学もカバーされていて、大都市ばかりではなく地方も含めて優秀な外国人材が活躍できる環境整備が進んでいます。

これは、まじめに勉学に励む学生が対象で、今話題になっている、ほとんど学校に通っていなく実際は就労が目的の「出稼ぎ留学生」の件とは別の方々です。その人数は急激に増えています。気になる出身国ですが、高度人材に関してはこのようになっています。やはり中国がトップです。