確定申告にマイナンバーカードは必須に!

この土日に税金の確定申告の手続きを終えました。税務署は自転車で行ける距離にありますが、この時期、混みあっているので予約が必要ということです。マイナンバーカードを使った申告であれば、日曜日にも手続きができて、たいへん便利です。

そんな国税庁のページに「法人設立ワンストップサービスの対象が全ての手続に拡大されます」という記事がアップされています。

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/annai/OSS.htm

これまでは、会社設立の際に、

○ 設立届(税務署)
○ 雇用に関する届出(ハローワーク)
○ 定款認証・設立登記(法務局)令和3年2月下旬から
○ GビズIDの発行(年金事務所)令和3年2月下旬から

と、最初の税務署に届け出た設立届が受理された書類を持参し、それぞれの役所に出向く必要があったものが、自宅にいながらにして、マイナンバーカードによって、一度に済ますことができるというものです。

ただ、ちょっと不満があるのは、「マイナポータル」というサイトに入ることによって、それぞれの手続きをすることができるのですが、もう少し、各役所が仲良くなって、最初の税務署への届け出によって、そのほかの役所の手続きは不要!ということにならないものかと思います。あと少し頑張ってもらいたいものだと思います。

そのあたりが政府は便利だ便利だと強調しているのにも関わらず、なかなか、カードの発行枚数が普及しないポイントのように感じています。

現時点の全国の発行枚数は、31,980,527枚、全人口の25%となっています。年齢別には、なんと、70~74歳が最高で、32.4%の発行率となっています。後期高齢者に向けての各種手続きの必要性からなのでしょうか。

自動車の運転には運転免許証が必須なように、確定申告などの手続きにはマイナンバーカードが必須ということで、もっと普及することを願っています。

(かわいいイラスト、今日もいらすとやさんからいただきました)