新型コロナウィルスの影響は産業界にも現れはじめています
連日、テレビや新聞のニュースでとりあげられている新型コロナウィルスですが、猛威は衰えず、被害が広がっています。
例年、冬場の観光でにぎわっている北海道ですが、私の出身地の函館でも新型コロナウィルスによる肺炎で死亡者が出たと報道されていました。
さて、その函館市ですが、ホームページに、
「新型コロナウイルス関連肺炎の流行に伴う中小企業者等の皆様への支援について」というお知らせが掲載されています。
「新型コロナウイルス関連肺炎の流行を受けて,市では,函館市中小企業融資制度の「緊急対策資金」により,中小企業者等の資金繰りを支援しています。また,関係機関では,経営や金融に関する相談窓口の設置や資金支援を行っています。」とのことで、新型コロナウイルス関連肺炎の流行により直接的または間接的な影響を受けている中小企業者等が対象で、
◆緊急対策資金
・運転;融資限度額 1,000万円(融資期間10年以内)、融資利率 1.0%以内
・設備;融資限度額 3,000万円(融資期間15年以内)、融資利率 1.0%以内
取扱期間が、令和2年2月5日~令和3年1月31日となっています。
観光客が激減など、様々な影響が出始め、中小企業者は操業がたいへんになってきているものと思われます。北海道は特に、冬場の観光が目玉ですが、中国の工場も生産が縮小や停止になっておりますので、その部品に依存している製造業などにも徐々に影響が広がるのではないかと危惧されます。
そのような、産業界への影響は感染対策以上に短期間では収まらず、むしろ原状に戻るには時間がかかるのではないかと思われます。
3月11日の東日本大震災の追悼行事も縮小すべきということですし、東京オリンピックの開催も話題に上るようになってきました。
気候が温暖になり、ウィルスの勢力が衰えるのを待つしかないのかもしれませんが、早く乗り切りたいものです。
(画像は、ウィキペディアからいただきました)