変異株オミクロンが気になりますが

海外での大流行の兆しをみせている、新型コロナの変異株オミクロンが気になります。今回は、政府も迅速な判断で、当面1ヶ月間「外国人の入国前面禁止」と報道されています。

国内で新型コロナの新規感染者が減少していることから、経済対策強化の観点で、実は、入国規制についても緩和する動きがありました。外務省のホームページに「水際対策強化に係る新たな措置(19)」と掲載されておりました。

◆受入責任者(入国者を雇用する又は入国者を事業・興行のために招聘する企業・団体等)が業所管省庁(当該企業・団体等を所管する省庁)から事前に審査を受け、受入責任者が行動管理等に責任を持つことを前提に、「入国・帰国後14日間の自宅等待機期間内の行動制限の緩和措置」及び「外国人の新規入国制限の緩和措置」を実施することとなりました。

というものです。11月25日から実施されるとの報道でした。

一言でいえば、受入れ責任者がしっかり管理することを前提に、待期期間の免除などを行うもので、そのためにあらたなアプリとして「入国者健康確認システム(ERFS:エルフス)」という物が使われるはずでした。興味があったのは、「水際対策措置代替法人」として、法務省管轄の入国者であれば、弁護士や司法書士がそれを担当するという報道でした。行政書士も特定の業種の受入れ責任者の代行が認められるか関心を持っております。

しかし、今回の1ヶ月間「外国人の入国前面禁止」の措置に伴い、「水際対策強化に係る新たな措置(20)」が出されました。これによって「(19)」で予定されていた措置が12月31日までの期間、停止となりました。

現時点で、このような案件を直接かかえていませんが、当事者の方は、日々変化する措置に対応することにご苦労されていることと思います。やはり必要な対応だと思います。

(昨日、富士山に向かって、一筋の飛行機雲が見られたのですが・・・)