デジタルガバメントによって変わること(その2)
新型コロナへの対策が加速するようにデジタル庁が設立され、様々な方面で規制改革がなされています。その方針を定めた「規制改革実施計画」が令和3年6月18日に閣議決定されています。
その目玉として「デジタルガバメントの推進」があります。第1項目に「行政手続の書面・押印・対面の見直し」が掲げられています。押印を求める行政手続の押印廃止などがうたわれています。
さらに、そのあと、
・オンライン利用の促進
・キャッシュレス化の推進
・地方税等の収納の効率化・電子化
と続きます。
「年間10万件以上の手続きを含む全ての事業について、オンライン利用率を引き上げる目標を設定した取組を行う」としています。期限は、「原則令和3年10月までに基本計画を策定し、取組を開始」としています。かなり具体的です。
申請件数の多いものを検索すると、不動産登記、税務関係、社会保険・労務関係があがります。私のところは、直接、これらの手続きに関与しているわけではありませんが、申請手続きがオンライン化によって簡素になるのは歓迎すべきことです。
自動車の新車登録なども件数の多い部類です。住民票や印鑑証明の提出が不要になるのか、いろいろ手続きが変更になる局面なので推移を詳細にフォローしていきたいと思います。
(お散歩でみかけたオシロイバナです。本来、黄色と赤だったのが混ざり合ったものと思われます。自然はいろいろな変化を見せてくれます)