いよいよ明日
法務省で「自筆遺言証書の保管制度」というのがスタートしています。
自分で書いた遺言書を長期間保管してくれる制度で、もしもの時があれば、保管していることを相続人に通知してくれるという便利なものです。
この目的のために、法務局に「遺言書保管官」という役割の係官が作られました。遺言書の内容を添削してくれるものではなく、主に、申請に来たのが本当に本人なのか、というような形式的なチェックをされるようです。
さて、そのために、近所の横浜地方法務局 川崎支局に予約をしました。実際に、お客様から依頼を受けた場合、予約はどのくらい入りにくいものなのか、保管完了までに、遺言保管官の方から何を聞かれるのか、その他の手順を事前におさらいしておくのが、今回の目的です。
支局の規模によって異なるのかもしれませんが、川崎の場合、午前1件、午後1件の扱いです。基本的に簡単なミスがあった場合でもその場で訂正し、1日のうちに完結させるという運用だと伺いました。
その予約がいよいよ明日に迫りました。ご丁寧に、登録しておいた携帯に「【遺言書保管手続予約】 予約確認メール」というのが届きました。
「法務局手続案内予約サービス;遺言書保管手続予約について予約日が近づいていますのでお知らせします。」というものです。
内容は固まっていますので、手書きで清書するばかりですが、本日中に仕上げたいと思います。
この手続きの料金は3,900円です。公証役場で「公正証書遺言」を作成すると、数万円~20万円程度の費用がかかるということですので、それに比べれば格安です。
自分で書いたものをスキャンして保管してもらうだけですが、数十年間も無事に守ってもらい、いざというときに通知をしてくれるサービスですので、やはり割安感があります。
少額とはいえ、お金が必要になるので郵便局に立ち寄ったところ、こんなチラシが置いてありました。郵便局のサービスも多角的です。「老人ホーム、相続、葬儀、お墓、遺品整理」の相談を電話で受けるというものでした。
「相続」は重要な項目ではありますが、終活はやはり、いろいろあってたいへんなようです。
では、続きは明日・・・。