昨年の今頃は「海洋散骨」を勉強しておりました
在宅で何かに取り組む、今なら、webでいろいろなことができる、と言っても限界があります。対面で、重要な点については講師の方の表情の強弱を確かめながら学ぶことが当たり前でしたので、昨今の隔離されたような状況にはなかなか慣れないものです。
昨年の今頃は、尊敬する先輩のおすすめもあり、興味のあった「海洋散骨」の講習を受けておりました。
・様々な事情でお墓に入れない、お墓を持てない
・お墓を守り続けることを子や孫に続けさせることに負担を感じる
・自分の死後は自然に還りたい、大好きだった海に眠りたい
など、いろいろな状況が考えられます。遺言・相続のご相談のなかで、そのようなご希望をお持ちの方がいらっしゃれば、適切なアドバイスをしたいと考えたのが動機です。
特に、お骨をどうやって処理するのか、とか、どのくらいの大きさの船をチャーターすべきかなどの実務的な知識の前に、
「海洋に散骨することは法律上、問題がないのか」
「守らなければならないルールにはどういうものがあるのか」
といった基本的なことをしっかり学んでおきたいと考えました。
詳しい解説は別の機会にさせていただくとして、わかりやすい説明がここ、日本海洋散骨協会のホームページに「海洋散骨ルールブック」として、ポイントをまとめたマンガが掲載されています。(基本を忘れると、その都度、ここに戻り、おさらいしております)
https://kaiyousou.or.jp/booklet.html
さて、この協会のホームページを拝見しましたら、今年の講習と試験は、開催中止になっておりました。
大勢の聴講者を集めて講習することがなにかと難しくなっていることを改めて感じました。また、お葬式のかたちも少人数のものに変わりつつあると聞いたことがあります。
早く以前のような催しが開催できるようになることを切に希望します。