建設業経理士の勉強を始めました

建設業の方からお話をいただき、業種の追加に関する申請手続きと、建設キャリアアップの登録申請を行っています。

その延長で、「建設業経理士」の勉強を始めることにしました。と、ここに「宣言」しなければ、日常にながされて試験に失敗しそうなので、あえて書くことにしました。

本来、3級で十分なのですが、3級は年1回のみということです。3月に試験の予定だったものが、コロナ影響で中止になりました。それならば、年2回の2級とセットで、9月開催か、と期待していたのですが、例年どおり、9月は、1級と2級だけということなので、ハードルが高いのは承知で挑戦してみることにしました。(あくまで本音は来年3月の3級狙いです)

実は、3級は試験はあるものの、お金を払って講習をまじめに受ければ資格がもらえる程度のものです。本来、そうなのですが、今年はコロナ影響で、その種の研修も中止になっています。それならばと思い立ち、きちんと勉強して試験を受けて資格を得たいと思っております。

「建設業経理士とは、建設業関連の会計知識と会計処理の能力をもった、建設業経理のプロのこと。建設業経理独自の会計ルールを理解し、帳簿の作成や決算処理などの会計処理や書類の作成・管理などの事務処理を行います。」

商業簿記とほぼ同じ内容ですが、「売上」が「完成工事高」だったり、言葉の定義が少しずつ異なるのと、建設業経理独自の会計ルールがあります。簿記の資格も持っていないので、ひとつひとつがたいへん勉強になります。

正確に言えば、3級は「建設業経理士」を名乗ることができません。あくまで「建設業経理検定3級合格」というだけです。「建設業経理士」を名乗れるのは2級からとなっています。しかも、2級=建設業経理士が建設業の会社に在籍していると、経営審査点がアップする仕組みになっています。わかりやすく言えば、小規模事業者の会計監査の役割を担うことができるようです。

「会計監査」を目指すのではなく、あくまで勉強ですが、9月(本音は3月)に向けて、一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。