ふくしまから新しいエネルギーを!

福島県にきています。 震災と原発事故で凹んでいるわけにはいかず、原発に依存しない、福島県を「未来を創る新たなエネルギーの先進地」にする、という取り組みです。

「太陽光発電」、地球温暖化に影響する二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーとして期待されている「水素」、福島第2原発の沖合で実証中の「洋上風力発電」、地域の新しい在り方と関係する「スマートコミュニティ」など盛りだくさんの内容です。

主催者によれば、昨年も同じ趣旨のイベントが開催され、200社を超える企業、参加者は7千名を超えたとのことです。

今年は台風15号、19号によって、福島県の一部にも甚大な被害があったようですが、このイベント会場は影響がなく予定どおり開催されています。

出展している団体は必ずしも福島県に拠点を置いている企業ばかりではないと思います。しかし、一過性の取り組みではなく、このような新たなエネルギー問題の取り組みを語る地として福島が選ばれていることに意義があると思います。

個別の先端技術よりも、そのような、地域とのかかわりについて、じっくり見てこようと思っております。