「初めて許可されました!」という箇所に注目してください。 固いお役所ではめずらしく、「!」が使われています。おめでたいことなのかと思います。あるいは、いくつかの困難やご苦労を乗り越えて達成された成果ということなのかもしれません。 「技能実習」の資格で本来ならば実習期間が終了すると本国のフィリピンに戻る条件だった3名が、在留資格を変更して、「特定技能1号」として許可されたということです。 造船・舶用工業分野では、「溶接」、「塗装」、「鉄工」、「仕上げ」、「機械加工」及び「電気機器組み立て」の6つの業務区分で外国人材の受け入れが認められています。現場で働く、即戦力になります。
「特定技能1号」の資格認定者は、これからも順調に各産業に拡大していくことが見込まれていますが、この日のこの記事のように、官民あげて祝福されて、第1号の外国人労働者が受け入れられたことを記憶しておきたいと思います。
働く現場も変化に対応することが求められ、いろいろやることがあるものと思いますが、日本人と同等以上のスキルをもって大量に在留する外国人が日本社会に溶け込み共存するために、「関係する会社」以外のところでも変化を受け入れることが大事になってくるものと思われます。