これからの方のご参考に
「モデルナ・アーム」という言葉がネットにあがっています。モデルナ社のワクチンを接種した人が腫れや筋肉痛に罹るケースがあるようです。
そのようなたいそうなことにならず、少しだけ筋肉の痛みはありますが、昨日、ワクチンの接種をしていただきました。
会場は東京大手町の大規模接種会場です。防衛省が運営にあたっているということですが、会場は防衛省ではなく「大手町合同庁舎3号館」という建物です。
特別に設けられた受付のプレハブの検温ブースに行列ができていたのには、ぎょっとしましたが、そこを抜けると、赤、黄、青、緑の4色に分かれて、接種会場もそれぞれ建物内の別のフロアに誘導され、驚くほどスムーズに流れていきました。接種後15分間の安静時間も含めてトータル25分で次回の予約も含め終了しました。ありがとうございます。
2回目の予約は待ち時間を利用して対面で行います。1回目が電話かネットで申し込むのに比べて、やはり、対面だと数秒で終わります。電子社会よりも対面がいいなと実感しました。
ところで、緊急事態が発令されていて、しかも、ワクチン接種は本人のためはもちろん、社会全体の感染拡大防止の観点からも必要とされるものです。テレビのニュース番組でも「予約が取れずらい」ということが取り上げられていますが、なぜ、「あなたは、いついつ、どこそこの会場に出頭しなさい」という命令形ではなく、個人の都合をきいてたくさんの選択肢から生活への支障が最小限になるように配慮しつつ行う「予約システム」が必要なのかと、その法的な根拠を考えてしまいます。
繰り返しになりますが「いついつ出頭しなさい、以上!」という通知が届くほうが混乱が少ないように思えるのですが、個人への配慮が多すぎるこの国のひとつの特徴なのかと再認識しました。
(会場の写真です。東京駅の丸の内北口から地下に入れば、要所要所に案内の人が立っていて迷うことはありません)