国際的な人の往来再開に向けた段階的措置

新型コロナウィルスの感染者数がひとつのピークを迎えていた今年の春の頃は、10月には普通のインフルエンザも流行し始め、きっと、第2波が来るに違いないという予想がありました。

今が、もうすでに第2波なのか、あるいは、そう簡単には引いてくれない波なのか、新規感染者数は、なかなか収まりません。

元の状態、感染者がゼロの状態に戻るのは待てませんので、海外の各国との間で経済活動を再開していく必要から「国際的な人の往来再開に向けた段階的措置」というものがとられています。

こういうものも、はじめは物珍しさも手伝ってテレビのニュースになりますが、なにしろ、段階を踏んで緩和されるため、ものごとが少しずつ変化していくため、ニュースにはなりにくいものなのでしょうか。先週末に法務省及び外務省の該当のホームページが更新されています。

特に、ビジネスの往来に着目しておりますが、まだ、日本に来ることができる外国人は制限されています。就労系の長期滞在ビザを取得済の人に関しては、これまで、「シンガポール」からの入国のみが認められておりました。それが、先週の段階的な緩和によって、「韓国」が追加になり、2か国になりました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page22_003381.html

それ以外の国の人は、直接、日本に来ることができませんので、いったん、シンガポールあるは韓国に14日間滞在し、しかるべき検査を受けて、その後で、この認められている2か国から来た者として、日本に入国する道があります。

予告もありませんし、また、ニュースにもなりませんので、次はいつ、どんな国の間口が開くのか予想がつきません。定期的に該当するホームページが更新されるのを待つしか方法がないようです。これも長期戦のようです。

(今回もジブリからいただきました。本文とは関係ありません。「ゲド戦記」から)